うまぴょい伝説について語らせてくれ
どうも河童です、ウマ娘プリティーダービー、やってますか?
本記事はクソにわかが当時の情報を漁りながら書いた憶測記事です、うまぴょい伝説及び本ゲームのカタルシスについてカタッているのでクリアしてから読んでね。
「うまぴょい伝説」とはAnimaJapan2016にてCD、漫画、アニメ、ゲームなどのメディアミックス群、umamisume projectが発表された際のPVで使用された楽曲であり、数ある同コンテンツの楽曲の中でも一番最初に作られ世に出た作品である。
今見るとツッコミどころしかないな…ココか??
俗に言う電波曲と呼称されるジャンルの楽曲であり、特徴的な歌詞と軽快なメロディが独特の中毒性を生み出しファンから根強い人気を集めている。
ライブ、CD、アニメ(13話のみ)などで使用され、キャラ別バージョンやトレーナーバージョンの制作など公式からの供給は定期的に行われていたが、この楽曲が真に完成したのは発表から5年後の2021年である。
今回は「アプリ ウマ娘プリティダービー」を軸にゲーム内コンテンツの一つ「育成モード」の最後に見ることになるライブ「うまぴょい伝説」について語っていこうと思う。
度重なる配信延期
本アプリは当初コンテンツ初期である「2017年最後のG1レース」までにリリース予定であったがその後2018年リリース予定に変更
当時のファミ通の記事
https://app.famitsu.com/20170101_928035/
2018年冬、クオリティ不足を理由に延期、2020年、アニメうまよんと同時期にリリースをほのめかすも音沙汰無し、事前登録開始から3年たち紆余曲折の末2021年2月24日にようやくリリースに漕ぎ着けた。
本作は3年間1人のウマ娘とマンツーマンで向き合い苦楽を共にしながら、彼女らの目標とするレースを攻略し、夢を叶える手伝いをするゲームだ。
しかし彼女達の夢を叶えるのは決して楽な道では無い、ウマ娘ごとに数ターン単位で目標が定められており、その目標を達成できなかった場合問答無用で育成終了と言う名のゲームオーバーに直行する。
どんな育成結果だろうと手を振りながら感謝の言葉をかけてくれる、悪いのは俺なんだよお前はもっと早いはずなんだ。
攻略サイトを見ようが結局最後は自分の感覚と経験と運によって勝敗が決する為何度も目標未達成を繰り返しながらシステムを理解し、最終目標であるURAファイナルの攻略を目指す。
そして苦心の末掴んだウイニングライブの楽曲こそが「うまぴょい伝説」なのである。
うまぴょい伝説という曲を知らなかった者は度肝を抜くはずである、自分もその一人であり衝撃を受けた、当時の自分の感情の変化をそのまま書き出す。
「何だこの曲」「本当にこれ最後でええんか?」「うまぴょいってなんだよ」
しかしBメロに突入しだんだんと雲行きが変わっていく、「今日のレースの女神は」あたりから、聞き覚えのあるフレーズ、「因子継承」のメロディーだ。
エンディングでオープニングの曲流れるゲーム好き?僕は好きです。
「そんなことするんやこのゲーム…やるやんけ…」とかにやけながら抜かしてた時、ぶん殴られることになる。
どーきどきどきどきどきどきどきどき
「きみの愛馬が!」
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泣いた。
このメロディー、そう、事実上のゲームオーバー「育成完了BGM」これまで多くのウマ娘の夢を叶えられなかった事を、苦い汁を飲んだ、呪いのようなあの曲が、勝利の福音と化すのである。
そしてグッドエンディングの後に訪れる育成完了画面、苦い思いをした時と全く同じ画面構成のそれは達成感に変わる。
この感覚はあれだ、アケードゲームやら格ゲーと同じだ、メタルスラッグ2の工場面で見たゲームオーバー画面とラスボスを倒した後のゲームオーバー画面の達成感の違いと同じなのだ。
未完成の根拠
ここでうまぴょい伝説の歌詞を見てみよう
「きみの愛馬が!」とあるが、これまでは彼女達にとって「きみ」=ユーザーではなかった、あくまでも彼女らは応援する、推す対象であり「きみ」の中に我々は存在していなかった。
しかし、トレーナーとして彼女らと3年間、試行錯誤を重ね勝利を掴んだことにより「きみの愛馬」が初めてユーザーに向けられるのである、つまりこの楽曲はトレーナー目線で聞くことが出来る状況になってこそ真の意味を持つのだ。
そして
2021年 2月24日 サービス開始
うまぴょい伝説は5年間の時を経てようやく完成した。
総括
うまぴょい伝説は当コンテンツ最初に作られた曲であり、おそらくゲームの為に作曲された、しかし度重なるリリース延期により「完成するのに5年かかった楽曲」と言える。
しかし5年待った分、これまで支えてきたファンは曲が意味を持った事に、初見ユーザーは育成完了BGMが福音に変わる事に、同じ曲でどんなユーザーに対しても、感動を与えられるように計算されている。
ゲームのいたるところにうまぴょいメロディーを紛れ込ませているのも憎い演出に一役買っている、ほんまにスマホゲーかこれ?
「うまぴょい伝説」は既存ユーザーに対する恩返しのような曲であると同時に、新規ユーザーをウマ娘というコンテンツに引き摺り込む力があるのだ。
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追記 本作で流れるうまぴょい伝説フレーズは「育成イベント等のインスト」「因子継承Bメロ」「キャラ、サポ強化サビアレンジ」「ツインターボ爆音サビ」「育成完了」
*1:このブログを参考にさせていただきました